シンクロニシティ研究会の講座では、子どもや子育てについて学ぶタイミングもあります。
マヤ暦では、「所有はゼロ」という概念があります。マヤ人は土地や夫や妻も所有の意識はなく、子どもも同様です。子どもは「授かりもの」ではなく、「預かりもの」なのです。
また、このように言われることもあります。「子どもは生まれながらにして、育つ力をもっており、親や周りの大人はそのサポートをする。」
確かに、大人も子どもも役割を持って生まれており、その役割を果たすのに相応しいエネルギーの日、また環境を選んで生まれてくるという考え方がマヤ暦!!
子どもは役割を果たす目的に向かって自分で育つ力を持っているのです。
親が子どもを染めては、子どもが本来の役割へ向かうことができなくなってしまうのです。
モンテッソーリ教育には7つの基本理念があり、その中の1つ「子どもを一人の人間として尊厳を持って接する」というものがあります。この理念は、マヤ暦の所有はゼロという概念と一致していると感じます。当たり前のことではあるのですが、実践となると私自身としては反省点が多いものです。
例を以下にあげてみます。
・交通量の多い道路などで安全面を考慮し、いきなり手を繋ぐ(手をつなごうと言うべき)
・何のためにどこへ行くか大した説明もせず、車に乗せる。
・子どもと遊んでいる時に電話に出たり、メールなどを返す。(一言伝えるべき)
・子どもと何かをしている時に、断らずトイレに行く。
シンクロニシティ研究会の越川代表とAMI国際モンテッソーリ教師のヘルナンデス真理さんが、コラボし「モンテッソーリ教育×マヤ暦」という本が出版されています。その本から少し抜粋させていただきます。
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「知っているか、いないか」は子どもと旅に出るときに、地図やコンパス、現代ではナビゲーションツールを所持しているか、あるいは何も持たず暗中模索で行くのか、と同じくらいに差があるものです。
みなさんはどちらを選びますか?
むずかしいことは何もなく、マヤ暦が示してくれる内容と、自分の感覚を照らし合わせながら進めばよいのです。
さあ、一歩を踏み出してみましょう。
~中略(各紋章-特徴-の内容など)~
自分の子どもの本質、魂が求めているものを知ったうえで、モンテッソーリ教育をおこなえば、真の意味で子どもの個性を活かした子育てができると思います。
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私自身、幼稚園教諭として勤めた経験があり、保育科でモンテッソーリ教育について学びました。また我が子もモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通った経験もありますが、まだまだ知識も経験も足りていないと日々感じています。
きっと、マヤ暦とモンテッソーリ教育をさらに浸透することができれば、シンクロニシティ研究会のテーマである「愛と尊敬を中心とした認め合う社会の実現」が叶うと信じ、これからも学びを深めて、情報をシェアできればと考えております。ご一読いただき、ありがとうございました。もし、このブログがより多くの方のお役に立てましたら光栄です。
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